仕事で上司が見ているポイントとは?

職場の評価のポイントは単に仕事ができるかどうかだけではありません。上司が見ているポイントは実は違うところにあります。
まず、重要視されることとして挙がるのが「ポジティブな人」かどうかです。

そもそも、明るく元気な方が人に好かれるというのがありますが、それ以外に、仕事を受けた際に前向きに取り組む人と嫌々仕事をする人であれば、圧倒的に前者に仕事を任せたいものです。
そうすると、必然的に前者の方が多くの仕事をこなすことになり、能力も評価もあがります。

加えて、重要視されるのが、「周囲に気を配れる人」です。
周囲とのコミュニケーションが円滑であれば、調整役として機能します。また、後輩の面倒見が良い人は自然に指導力が身に付くでしょう。
コミュニケーション能力と指導力は組織管理者には必須の能力です。それ以外にも、気が利く人は仕事に対して、言われたことだけをやるのではなく、クライアントの要望を咀嚼し、相手が満足する仕事をしようとするので自ずと仕事の完成度が高くなり、大きな仕事を任せてもらえるようになります。

つまり、上司は仕事に対するスタンスを見ており、伸び代があるかどうかを見極めようとしているのです。性格の明るさや、気が利くかどうかは天性のものだと思う人もいるかもしれませんが、ポジティブに振舞ったり、周囲のことを気に掛けるのは、意識さえすれば誰でもある程度はできます。
個々のビジネススキルを磨くことも大切ですが、管理職を目指すのであればヒューマンスキルを磨くことがより大切です。